まだまだやるらしい

この、何か出来の悪い冗談のような画像を見つめていると、
僕には不思議で不思議で仕方ないんですけど、

事故から18ヶ月が経った今でも、福島原発第一原発から
1日あたり2億4000万ベクレルの放射性セシウムが放出され、
二度と帰れないかもしれない故郷に思いを寄せながら、
不自由な避難生活をしている人たちが16万人もいて、
ざらしの4号機の使用済み核燃料プールが、ヘタすると
地球の半分を滅ぼすのではないかと世界中から非難され、
小さい子供を抱えた母親達が、新しい放射能安全神話のせいで、
不安や避難支援を口にする機会を封じられ、
猛毒の使用済み核燃料を、まだ見ぬ遠い子孫たちに押し付ける。

こんな世にほとほと愛想が尽きている、と思っていたのだけど、
このおっさん達は、まだまだ、なんとも思ってないらしい。

原発?もちろん、まだまだやるぜ!
さすが、これまで無責任に原発を推進してきた
中心人物たちは、考えてる事が違う。

今の民主党政権を支持するつもりは毛頭ないけど、
それでも、この無反省なおじさん達よりも、
まだマシだと思う。

でも、そんな自民党でも、維新の会に比べると、
それでもまだマシなような気がしてしまうのが、
いまの世の中、本気で恐ろしい。

<追記>
ちっともマシではなかった。安部晋三が総裁に選ばれて、同じかそれ以上に酷い政党になった。憲法改正をして、基本的人権を後退させ、いつでも戦争可能な、日本を戦前に戻そうとしている極右政権になった。